我が家で見るテレビ番組の新傾向

お笑い芸人の、テレビでの活躍は、もはや一過性のブームを超えたようだ。
民放では毎日、お笑い芸人がお茶の間を沸かせる番組に参加している。

 

我が家も以前はそういう番組を見て笑ったりしていたのだが、
皆いい年になってきたここ数年、どうもその手の番組はやかましく思えるようになった。

 

広告宣伝の効果をあげるために、肝心なところでCMが入るし、番組自体も、広告のために制作されたものが増えて、
いらいらするし、面白くない。

 

でも、私たち家族はもともとはテレビ好き。テレビの無い夕食の席はいささか寂しい。
そんな私たちが、最近見る傾向のあるテレビ番組は、
もっぱら、BSでやっている一連の「旅番組」だ。

 

それも、世界各国を取材して、ゆったりと落ち着いたナレーションで、出演者がおらず、
あたかも視聴者がその世界を散歩しているように思わせる番組である。

 

こうした番組に、癒しや落ち着きを感じるのは、我が家だけではないようで、
最近似たような番組がとても増えた。

 

旅好きの家族としては、多すぎるということはなく、
どの番組も気に入っている。

 

視聴率低迷の時代である。
製作者側も、普通の民放でやっている、派手で、一時的な注目を帯びやすい番組に関しては、
あきらめかげんの、やっつけ仕事ではないかと思わせるときがある。

 

反面、旅番組は、厳選されたスタッフが派遣され、ゆったりとこだわりを持って作っているのか、
その意思が伝わるようだ。

 

視聴者が感じるのは、番組そのものの内容だけではない。
製作者側の意匠も、長い放送時間を通してしっかりと見ているものである。


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