20年で世界一周 驚異の性病梅毒

性病の代名詞ともいえる、梅毒はスピロヘータの一種である梅毒トレポネーマという細菌によって引き起こされる感染症です。
この梅毒は、元々は南米の風土病であったもようですが、1492年にクリストファー・コロンブスが、新大陸を発見した時。
船の乗組員が現地の女性と関係を持った結果、ヨーロッパに伝播しました。

 

彼等、船乗りはイタリアのナポリで大金を叩いて遊興するのが常でした、当時のナポリは「世界一淫らな街」と呼ばれた花柳街。

 

ここで、コロンブスの船の乗組員は、梅毒を娼婦達に伝染させたのです。

 

 

その直後、フランスのフランソワ1世率いるフランス軍がイタリアに侵攻してイタリアを制圧します。
当然、フランスの兵士はナポリでバカンスを楽しみました。

 

しかし、直に奇病に冒されるフランス兵が続出、伝染病を恐れた、フランソワ1世は、慌ててフランスへ逃げ帰るのです。
このような経緯から、この梅毒はヨーロッパでは「フランス病」と呼ばれるようになりました。
それに対抗してフランス人は、これを「ナポリ病」と呼んでいます。

 

当時は大航海時代であり、ナポリで遊んだ多くの船乗りは、世界中の港街に出没。
そこから、娼婦を通じて、2次感染、3次感染が繰り返されます。
西暦1512年には、まだ、鉄砲も伝来していない日本の平戸に到着しています。

 

コロンブスの航海から20年で、梅毒は世界を一周したのです。


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